「薪割り」はスポーツ以上に男性ホルモンを高める？ 研究で判明

オーストラリア放送協会（ABC）が紹介した研究によると、
薪割りは競技スポーツよりも男性ホルモン（テストステロン）を強く増加させることが明らかになりました。

この研究は、ボリビアの先住民族「チマネ（Tsimane）」の男性を対象に行われたもの。
科学者たちは、ジムでの運動ではなく、実際の労働によるホルモン変化を追跡しました。

その結果、1時間の薪割り作業後にテストステロン値が平均47％上昇。
同じ条件でのスポーツ競技よりも大きな上昇幅が見られました。

研究チームは、この結果について
「人間の身体は生存のための行動（食料確保など）を行う際に、
競争よりも強くパフォーマンスを高めるよう進化してきた可能性がある」と分析しています。